ビョンさま [映画]

韓国映画の「甘い人生」を見ました。



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強いぞビョンさま。



無敵だビョンさま。



ビョンさまにはピストルの弾だって当りません。



だって、ビョンさまだものー!



そして、ビョンさまは「あまり拳銃を使ったことがない」という設定なのに、ビョンさまの打つ拳銃の弾は確実に当ります。



バンバン敵を倒します。



だって、ビョンさまなんだからー!



それにしても、敵があまりカッコよくない人(失敬)のはある種の策略を感じます。(笑)





ノアール映画らしいのですが、とても面白い痛快な映画でした。





「韓国はラテンの国だ」と劇作家のつかこうへい先生が言っておられましたが、まさにそれです。



ラテンです。



ブラックな話なはずなのにラテンです。



「細かいことは気にすんな!」と言うノリが面白い。



その大らかさを好きと言う人と、破天荒すぎると嫌う人といるとは思いますが。







つかこうへい先生が小説の中で、



「仕事に疲れて帰ってきた豆腐屋の兄ちゃんや、魚屋の姉ちゃんが堅苦しい映画を見たいと思うか?



みんなお前の臭い芝居をみて、明日も頑張ろうって思えるんだろうが!!!!」



と言う意味のことを書いてたと思います。



ちょっとうろ覚えなんで少し台詞が違うかも。





韓国映画はまさにそれだなぁ思います。



堅苦しいばかりで「教養がある振りをしてる大人しか相手にしてませんよ」と言わんばかりのクソ映画や、内容なんてあってないようなアイドル映画や、お金ばっかり掛けてもちっとも面白くない映画が多い中で、破天荒なパワーを持つ韓国映画は楽しいです。





何だか、元気が出せないなーと思うときには韓国映画。



悲劇だと言い張ってるのに、どこかに笑える所を入れてます。



そこが人間臭くておもしろい。





「甘い人生」の監督は、「箪笥」(ホラー映画)も撮ったそうです。



・・・・。



時間を返せバカー!と思った映画(私の感想です)ランキングに、堂々の殿堂入りの「箪笥」。



あはは。



ホラーはよく分かりません。





やっぱ韓国映画は、アクションか、悲恋愛だなぁ~と思います。



ただ、悲恋愛もただの悲恋では終わりません。



ジャマをするライバルの行動はとどまる所を知らないし、ヒロインもチクリとやり返すしで誰もが非常にたくましい。



悲恋なんだけどやっぱり明るいし、見終わった後に涙と笑いが一緒に出る話が多いです。



思い切り笑って泣いて、そして明日も元気にいきまっしょい!



と思えます。



悲しいことがあって出口の見えない時にオススメ。


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コメント 2

kazoo

>バンバン敵を倒します。

だって、ビョンさまなんだからー!
ってところで爆笑。目に浮かんじゃった。巧い!CROSSさんの映画評、見たくなったよ。ラテンのビョン様。んで、CROSSさん「ち!二度と見るかい!!」の映画の監督でもあったと。

「罠」はCROSSさんと切り離せない。切り離せないんだね~~。
by kazoo (2006-05-13 13:57) 

CROSS

ビョンさまはステキ!映画な「甘い人生」はいろんな意味でおもしろかったです。
あははー。
でも、いろんな意味で「箪笥」もオススメです。
同じ監督とは思えません!きゃー!
by CROSS (2006-05-14 00:22) 

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