里帰り

5月初めに両方の実家へ帰省してきました。

こちらを出る時にはちょっと寒いかなーと長袖を着て帰るも、あれよあれよと夏日に・・・。
えっと、服は長袖(それも重ね着・・・)しか持って帰ってないよ?
お嬢の分は一応、Tシャツがあるけど・・・。
おまけに山の奥ではセミが鳴いてました。
早いな、オイ。

仕方なく安いTシャツを買ったりして季節が一瞬で変わったねぇとびっくり。

正月の時よりもよくしゃべるようになったお嬢。
わーわーいろいろしゃべってました。

チラシをひっぱりだして、じいちゃんに、
「お嬢はこれが欲しい」
「おお、そうか」
「こっちも欲しい」
「うんうん」
とじいちゃんと楽しそうに会話。
ちなみにお嬢の指さしてたのはほ乳瓶とスタイでした。
あれだねぇ。
どっちもお嬢が早々に拒否してくれたものだわ。
あはは。

お嬢がことのほか気に入ったのが畑。
前の里帰りでは寒かったのであまりいけなかった畑も今回は暖かいので行きやすい。
どうもお嬢としては、
「おいしいものがたっくさんあるところ」
と言う認識なのか大喜び。
きゃーきゃーと大騒ぎ。

地面に生えている葉っぱをひっぱると食べ物が出てくるのもおもしろいらしい。
人参を引っこ抜いて喜んでました。
「お嬢、そんなにいらないから!」
と止めるのが大変。
スナックエンドウの収穫もお手伝い。
「お嬢、小さいのからとっちゃダメー!大きいのから収穫して」
と大騒ぎ。

そして、お嬢は発見してしまいます。
「大好きなイチゴ」を発見。
なんとこのイチゴは緑色です。
珍しいいろだわ!
「いちごー!」
と満面の笑み。
「食べるー!シュウカクするーーーー」

「それはまだ青いでしょ。赤くなったら食べれるからね。青いのもイチゴだけどまだなのよ」
と教えるもお嬢には理解できず。
微笑ましい。
こうやっていろいろ覚えていくんだねぇと私は微笑む。
お嬢はなっとく出来ずにわんわん泣いてたんですが・・・。
結局、スーパーでイチゴを買ってもらって納得してました。

実家の畑がある辺りにキジが出ます。
あの桃太郎とかに出てくるあれです。
これが本当にきれい。
毛並みもいいです。
そして野生にしてはちょっとふっくら。
誰かが飼ってるんじゃないか?と思わされます。

昔、母方の親戚の家でキジのはく製を見たことがありますがあれは痩せてました。
大体、鳥なんてそんなに太らないだろーと思いつつ畑のちょっとメタボなキジを眺めました。

ちょっとうれしかったこと。
実家には野良猫がずっと住みついてます。
んで、実家の野良猫がお腹が大きかったんです。
うちの末の妹も現在妊娠中なんですが、猫も妊娠中だねぇ、元気に産むんだよと話してまして。
勝手に、にゃんにゃこ母さんと呼んでました。
そのにゃんにゃこ母さんにエサをあげるがお嬢のお気にいり。

にゃんにゃこ母さんがなかなか来ない。
「お腹も大きいし、心配だねー」
と言ってるとどっかで子猫の泣く声がしたような気がしました。
「まさか出産してたりして」
「でもお腹は大きかったし、もう臨月だったのかしら」
夜になってにゃんにゃこ母さん、やってきました。

お腹が小さくなってました。

生まれたー!!
子猫が生まれたーーーーーー!

その日はこころもちやつれたにゃんにゃこ母さんに出産祝いだとちょっとだけご馳走を出してやりました。
けれど隠した子猫が心配なのか急いで食べると帰っていきました。
がんばれー。にゃんにゃこ母さんー!

いつものことですが、産後しばらくは子猫を隠してます。
そしてちょっと大きくなると餌場である実家へ子猫を引き連れてやってきます。
当然のように子猫の分のエサも要求してきます。
(「子供がいるんで、ご飯頂戴」
と言わんばかりに子供を並べてじっと見つめてくる。)
んで、それからしばらくすると子猫たちが大きくなってそれぞれ旅立っていく。
このスタンスを私が小さいころからずっと続けてきてにゃんにゃこ母さんで4代目。
主の猫が死ぬとどっからともなく猫が住み着いて子供を産んで・・と繰り返してます。
帰省してる期間の関係で子猫までは見れず。
今度帰る時には見れるかしらん。

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